
「私達の旅路」
著 者 大石信市・愛子
発行日 2002年7月25日
B5判 並製本 60頁
7月25日の誕生日に自分史を出版した大石信市さん。2002年は、自身が喜寿を迎えたことに加え妻の愛子さんと同じ名前の内親王の誕生、初のW杯サッカーの日韓共同開催、そして日中国交正常化30周年という記念すべき年だった。だから、数年前から温めていた自分史の出版を決断したという。
作品集を出版しようと思った要因のひとつは、「一つの仕事をやり遂げて自分の周りを見渡してみると、意外に自分の足跡を残している人が少ないことに気が付いたんです。一人の人間がどういう時代にどう生きたのかその証を残すことは意味のある事ではないか」と。
そして、娘二人の意見も聞き、水墨と墨彩画の作品に自分史を添え、妻愛子さんが病床で読んだ俳句や元気なときに書いた書道の作品も入れた独自のスタイルにすることに。友人やシニアカレッジの同期生からは「どのページにも感動が詰まっていた」と、嬉しいメッセージが返ってきた。