
「琴晴園」第四集
著者 西本珠夫(俳号みづら)
発行日 2005年年2月28日
A5判 並製本 240頁
平成9年にはじめて出版された第一集「琴晴園」は、亡き妻の三回忌法要の供養にと制作されたもの。著者と亡くなった奥様の学生時代や職場での友人・知人からの手紙がもりこまれ、お二人の人柄が浮き彫りにされた心温まる思い出集となった。
第二集は、西本さんが所属する尼崎郷土史研究会でライフワークとして研究してきた尼崎を中心とした郷土の歴史や地理などと、第一集を読んで寄せられた手紙、そして随想をまとめたもの。
第三集は句歌集で、「みづら」と俳号を持つ西本さんの俳句や短歌。
そして、自分史としてまとめようと第四集を。
「代がかわればわからなくなってしまう親戚関係のことなども書き残してほしいと、息子の力強い後押しがあり、第四集『琴晴園』を出版しました。その他、郷土史をやわらかい文章で読んでもらえればと思っています。
これまでの『琴晴園』をお配りした多くの方から、電話、葉書や手紙で励ましのお言葉を頂いて感激しております」と語る西本さん。西本さんに触発され自分史を書き残したいという人も増えているそうだ。