
「第50回記念 大美展」
発行日 2005年5月
編集 大阪美術協会
発行 大阪美術協会
220mm×280mm 並製本 94頁
大阪美術協会は、戦後の文化復興と大阪における日本画の発展をめざし、竹内無憂樹のよびかけによって、当時大阪画壇で活躍していた矢野鐡山ら日本画家により昭和26年に結成された。
平成17年は節目の第50回記念大阪美術協会展ということで、協会創立当時の委員であった菅楯彦や生田花朝女らの作品を記念展示、そして作品集をあさひ高速印刷株式会社で印刷発行した。展示全作品がカラーで掲載され、巻末には協会展の年譜、表紙は白のレザック紙に大美展の金文字が映え、大阪美術協会の歴史がうかがえる。
作品の撮影にも立会った協会委員の近藤さんは「カメラマンやスタッフの気迫にあおられ、私たちもいい緊張感の中で頑張りました。おかげですばらしい作品集ができたと思います」と語る。展示作品をデジタルカメラで撮影してコストをおさえ、印刷も満足のいくものに仕上がった。