
「会津百姓騒動記」住吉古文書研究会
発行日 2005年10月
編集・発行 住吉古文書研究会
A4判 並製本 106頁
昭和59年に始まった住吉古文書研究会の会員である中村さんが、出身地の越後に関連の深い会津の百姓騒動に興味をもち、会津若松を訪ねたり、郷土史研究家に会い資料を探していたところ、国会図書館所蔵の「会津百姓騒動記」を発見。江戸時代、会津若松の町奉行をしていた神尾大蔵房親が在職中とり扱った主な事件の顛末を記録したもので、臼川亭赤氏の角印が押捺されており、同氏が書き写したと推定される。
これ迄殆ど他人の目に触れていない文書と思われたので、住吉古文書研究会として取上げ全文を解読し、初めて冊子として出版した。原文をマイクロフィルムより転写し、解読文を掲載、A4判を横に使い読みやすい仕様になっている。
会長の猪熊さんは「国立国会図書館では資料問合せ番号に登録され、特に会津若松市立会津図書館では資料蔵書となり、我々同好会の者には有難い励みになっております」と話している。