自費出版

7.小説・エッセイ

トップページ>自費出版>7.小説・エッセイ>「辺境の民隼人と蝦夷の血涙」角川英男
「辺境の民隼人と蝦夷の血涙」角川英男

「辺境の民隼人と蝦夷の血涙」角川英男

発行日 2006年6月
発行所 あさひ高速印刷㈱出版部
著 者 角川 英男
印刷・製本 あさひ高速印刷株式会社
四六判 278ページ 並製本

昨年2月に京都の歴史を尋ね、洛北から山城を丹念に調べ「徒然に歴史を巡るー京の遺跡を歩いてー」を執筆した角川英男さんが大和政権下の東北、南九州の埋もれた歴史に焦点を当てた力作「辺境の民 隼人と蝦夷の血涙」を6月に上梓した。

学生時代から歴史に関心を持ち続け、時間的余裕が出来た定年後に、本という形にまとめる作業に挑んだ角川さんの歴史物第二弾はこれまであまり光が当てられなかった大和政権樹立の秘話ともいえる「辺境の民 隼人と蝦夷の血涙」。赤と白の対比が印象的な表紙は、官への徴納物につける目印の赤符を印のない白符に替えた、時の政権と抗う辺境の民を暗示させ興味がそそられる。

テーマを大化の改新後から平安中期の前九年の役とし、「400年に渡る、朝廷と蝦夷の騒乱も幕を閉じた」という文章で結ばれている本書は、権力者が支配する政治の構図は今も昔も変わらず繰り返される、とも読み取れる反面、辺境の民が偉大な大将の下、結束して時の権力に抗った歴史に心が揺さぶられる。この本を執筆するに当たって膨大な資料を読み、東北に足をはこんだという角川さんは「独りよがりにならないよう、今回は読者を意識し、読みやすいようにセンテンスを短くし、現地で創造を膨らませて小説風に工夫しました」と、いうだけあって、読み応えある歴史物になっている。「リタイヤ後も会社の延長線でゴルフ三昧という人生より、書くことを通して新しい交流関係が広がり、知識が広げられるこの選択は間違ってなかった」と物書き業が気に入っているとか。次回は一人の人物の目を通して見た歴史小説を書いてみたい、と意欲を語る。

目   次         
一 中華国家の建設
二 不比等と大宝律令
三 隼人ハヤトの朝貢
四 隼人の抗戦
五 伊治公砦麻呂コレハルノキミアザマロの乱
六 蝦夷エミシの英傑阿ア弖テ流ル為イ
七 征夷大将軍坂上田村麻呂
八 安倍氏の台頭
九 陸奥守・源頼義
十 前九年の役

自費出版をご検討のお客様へ
まずは、お問い合わせください。折り返し、2営業日以内に担当者よりご連絡いたします。

以下のような場合のご依頼にはお応えしかねる場合もございます。何卒ご了承ください。

  • お急ぎでのお見積り依頼
  • 仕様(サイズ・数量・用紙・カラー/モノクロ指定・製本方法・加工)について
    明記のない依頼
  • 印刷物もしくは用紙を持ち込んでのご依頼は、原則としてお断りしております。

あさひ高速印刷に見積もりを依頼する

自費出版のご案内

大阪・東京・宝塚に事務所をもつあさひ高速印刷では、自叙伝・私小説などの個人出版や詩集・写真集・絵本といった作品集などの自費出版をきめ細かくサポート。経験と新しい発想をもった編集者がお客様のご要望にお応えします。

印刷会社ならではの合理的な納期・予算をご提供します。

  • ●印刷原価での制作費のお見積り
  • ●印刷会社ならではの短納期
  • ●専門知識を身につけた執筆者による代筆も可能

こんな本をつくりたい

自分史 体験記 遺稿集 追悼集 随筆 紀行文 句集 歌集
詩集 小説 絵本 画集 写真集 記念誌 社史   など

自費出版無料相談会

自分史・記念誌・情報誌・会報・俳句集・写真集など、スタッフが原稿作成からしっかりとお手伝い致します。 予約制となっておりますので、まずはご連絡ください。

自費出版担当
田崎まき子
宝塚でタウン誌の制作に携わって20年。
編集のプロとして親切、丁寧にアドバイスさせていただきます。
本づくりの過程を楽しみながら、あなたの大切な1冊をつくっていきましょう。 あさひ高速印刷に見積もりを依頼する

本づくりの手順

本づくりの手順

本づくりにかかる費用

編 集 当社の編集者が割り付け、校正などを行う費用
印刷・製本 組み版、製版から印刷・製本までの費用
(本の仕様以外に手書き・データなど原稿の形態によっても
ことなる)
装丁・デザイン 外箱やカバー、表紙のデザインなどをプロのデザイナーに発注する場合に必要。
色校正(カラーの場合) 普通1回ですが、回数によってプラスされます。
添 削 リライトや大幅な添削が必要な場合
写真撮影 写真はご用意頂くのが原則ですが、作品集など撮影が必要な場合
取材・執筆 原稿のない場合や一部に対談やインタビューなどを入れる場合

自費出版のご依頼可能地域

自費出版では、仕様や色校正のご確認など、納得のいく作品作りのため、綿密な打ち合わせが必要になってきます。大阪市近郊以外の地域のお客様は基本的にお請けしておりません。あらかじめご了承ください。

宝塚・池田・芦屋・西宮・伊丹・尼崎・大阪市内・茨木・高槻・京都方面
自費出版をご検討のお客様へ
まずは、お問い合わせください。折り返し、2営業日以内に担当者よりご連絡いたします。

以下のような場合のご依頼にはお応えしかねる場合もございます。何卒ご了承ください。

  • お急ぎでのお見積り依頼
  • 仕様(サイズ・数量・用紙・カラー/モノクロ指定・製本方法・加工)について
    明記のない依頼
  • 印刷物もしくは用紙を持ち込んでのご依頼は、原則としてお断りしております。

あさひ高速印刷に見積もりを依頼する